今回ご紹介するのはいすゞ エルフの標準防錆です。
トラックの施工自体がイレギュラーなので標準工賃もないのですが、施工範囲の目安とお考え下さい。
まずは外せるものを外します。
写真はリアフェンダーです。
左右が後で分かるようにマスキングテープでメモしていますが、左右とも同じパーツですし、黒いステーに至っては前後とも同じなので必要のない作業でした。
元の位置に戻すに越したことはないので前向きに考えて作業を進めます。
ジーバートを施工するとこうなります。
フェンダーの内側を施工すると、厚い塗料のジーバートがクッションの役割をするため防音効果が期待できます。
荷台の裏まで施工するため、養生だけでも一苦労ですが、平ボディーと違い、荷台が上がるので施工は比較的やり易いです。
キャビンの裏も施工するため、周りをしっかり養生します。
見た目を重視するためにクリアタイプと塗り分けをしているのですが、どこまで黒で塗るか見極めが難しいです。
施工後はこうなります。
フェンダー裏の白い部分は、フェンダーライナー取り付け後にも見える部分なのでクリアタイプのジーバートで施工しています。
リフトで上げられないためスロープを使って下からジーバートを施工します。
ちなみに、トラックの下に仰向けになって上に向かってジーバートを吹くため、うまくやらないと自分にジーバートが降りかかってきます。
床も塗ったところから真っ黒になるので塗り残したからと元の場所に戻ることも難しいため、「自分にかからないよう」に「一度で塗りきる」というトラックならではの苦労もありました。
施工後の写真です。
この後、荷台も降ろして養生を剥いで仕上げます。
フロント側のフレームが塗れていないので、次は前輪をスロープで上げて作業します。
HRSでは乗用車以外にもフォークリフトやバギーの施工実績もございます。
概算料金に載っていない車両の防錆もご相談ください。