今回は、タイヤハウスまわりのサビ止めを紹介します。画像はリアタイヤハウス下部。タイヤで巻き上げられた泥や融雪剤が溜まりやすい箇所で、錆びて穴が空いてしまってます。
まずは錆の除去。ボロボロになって穴のあいている箇所は切除してしまいます。ここで錆を残すと、またそこから錆が再発してしまいます。
鉄板を切り出して修復。サイドシルパネルほかボディパネル内部は特殊なスプレーツールで念のため黒錆転換処理後、ジーバートの浸透性サビ止め剤を、パネルの合わせ目などすみずみまで行き渡るようにしっかり塗布して内部からの腐食を防止します。
タイヤハウス外板はジーバート黒色防錆剤を吹き付けます。この防錆剤は、強力なサビ止め効果と併せて、クッション性・遮音性・自己修復性などの機能も持っていて、石はね等からボディを守るほか、室内の静粛性も向上することができます。
今回はサビ止め作業とあわせて、各部の整備とリフレッシュもご用命頂きました。古くなって性能劣化した純正足まわりはTEIN車高調にリプレース。
サスペンションブッシュやリアデフマウント等のゴム類も高性能で耐久性にも優れるウレタンブッシュに交換。今回はデフケースやサブフレームも外して作業したため、通常では部品に隠れて届かない箇所まで、きっちり防錆処理を施すことができました。
フロントまわりも通常ここまでは外しませんが、今回は万全を期すためフェンダーや足まわりも外して作業してます。袋状パネル内部にはジーバートの浸透性サビ止め剤を吹き付けます。
フロントタイヤハウスは黒色防錆。フロントサイドメンバー等は乾燥タイプのクリア防錆。部位によって、適切な防錆剤を使い分けています。
※おまけ 変色してこんなになったブレンボキャリパーも、表面の汚れを落として・・・・
耐熱クリアで簡易ペイントすれば、この通り。
単なるサビ止め作業に留まらず、穴のあいたボディのリペアや、足まわりやブッシュ交換&コンピューターアライメント調整、車に関する総合的なサービスを提供。ジーバート横浜では、確実&丁寧、ワンランク上の仕上がりと満足を目指しています。