ランクルプラドのジーバート錆止め。雪国や高速道路など、融雪剤をまくエリアによく行かれるとのことで、雪国・塩害地域向けコース+排気系耐熱防錆をご用命頂きました。
ジーバート防錆 雪国・塩害地域向けコース
まずは前後バンパー、フェンダーライナー、アンダーパネル、排気系などを取外し、ボディ全体を養生します。次にラダーフレームなど、袋状パネル内部を錆止めしていきます。細長いノズル状の特殊な防錆ツールを使い、通常は手の届かない箇所まで、防錆剤を噴霧していきます。流動性に優れる内部パネル用防錆剤は、スポット溶接されたパネルの合わせ目にまで防錆剤が浸透しパネル表面をコーティング、錆を防ぎます。2、3枚目の画像、クリーム色の防錆剤がパネルから滴っているのは、防錆剤が内部のすみずみまでいきわたっている証です。
フロア下面、タイヤハウスなど表に見えている箇所へジーバートの高性能 黒色防錆剤を吹き付けていきます。簡易的な缶スプレーと違い、特殊なスプレーツールで圧をかけながら施工するので、パネル各部に防錆剤がしっかり密着します。ジーバートの黒色防錆剤は表面は乾燥、内部は半乾きの状態となり、長期間ボディパネルが腐食するのを防ぎます。また塗膜には防音効果もあり、室内へのロードノイズも低減します。
雪国・塩害地域向けコースでは、エンジンルーム・ボンネット裏、ドアやリヤハッチ内部も防錆施工します。ボンネット裏骨やドアなどの内部は流動性に優れる内部パネル防錆剤を、それ以外の手が触れる箇所は速乾性のクリア防錆剤を使用します
防錆箇所のチェック・手直しののち、外したパーツをもとに戻して作業完了。オーナーさんの元で大切にされ、末ながい活躍を願っています。