LA650S タントカスタムのジーバート防錆(塩害地域向け)。高圧で防錆剤を吹き付ける際、思わぬところまでミストが飛び散るため、まずはボディ全体やブレーキまわりなどをしっかり養生します。
ジーバート塩害地域向け防錆
フロアパネル、タイヤハウス、サスペンション、サイドシル・モノコックフレーム・ドアなどの袋状パネル内部、ヘッドライトまわり、ボンネット裏側・エンジンルームなど、施工箇所は多岐に渡ります。
フロア下面の袋状パネル構造部分を内部防錆。モノコックフレーム部にポツポツとクリーム色の防錆剤が滴っているのをご覧ください。特殊な噴霧ツールを使い、パネル内部のすみずみまで防錆剤がいきわたるように心がけて作業しています。
高圧スプレーガンで吹き付けるため、ボディに密着した強靭な防錆皮膜を形成。ジーバート防錆剤は米軍規格に求められる耐食性、耐引火性、低温柔軟性、高温流動性、物理化学的特性、塩水噴霧テスト等々に合格認定され、大切な愛車を長期間にわたり錆から守ります。
オプションの耐熱防錆も施工します。800度まで耐える防錆剤で、マフラーのサビをシャットアウト。
エンジンルームやボンネット裏など目に触れる箇所は、美観に優れるクリア防錆処理。
サビ止め作業の完了したフロア下回り。ジーバート防錆では表面は乾燥しつつ、内部は半乾き状態を保ち、飛び石などで一時的に防錆皮膜が傷ついても その部分は自己修復する特性があります。また遮音効果もあり、キャビン内のロードノイズも抑えます。
フロントタイヤハウス周りの防錆。錆びやすい、ショックアブソーバーやナックル、ブレーキバックパネルなどもしっかり保護されます。弊社ではステアリングラックブーツ類などにも防錆剤を吹き付けています。防錆剤はゴム部品を痛めるという意見もありますが、ブーツ表面を油分でコーティングすることでひび割れや劣化を防ぐという考えからです。
リヤタイヤハウスの防錆。シャシーブラック塗装や簡易的なスプレー防錆とは一線を画す、強靭な防錆皮膜で過酷な環境からも愛車を守ります。