TRY230 キャンピングカー 錆止め

2016年式 TRY230 キャンピングカーのジーバート錆止めをご用命頂きました。キャンプなど アウトドア用途のクルマは、錆の心配がある 海沿いや融雪剤散布エリアなどで使われることが多いので、入念な錆対策をおすすめします。

ジーバート横浜 キャンピングカーの錆止め 施工事例は -> こちら

まずは現状確認から。塩害地域で使われていた車両で錆止め処理もされていたようで、ぱっと見ると ほどほどの状態に思えますが、塗装の下から錆が浮いてきているのが気になります。

  

  

スケーラーやワイヤブラシなど専用錆落としツールで表面の塗膜をはがすと、心配していた通り 中からの腐食が進んでしまっていたため、金属地肌が出るまで積み重なった錆を徹底的に除去していきます。

  

  

錆を取り除いたあと、これ以上 腐食が進まないように転換剤で 赤錆を黒錆に転換。その上から、超高性能 ジーバート フォーミュラーシーラント(防錆剤)を吹き付けます

  

  

  

錆止めの種類・特徴と選び方

クルマの錆止め(防錆剤)は、走行環境や目的に応じて複数の種類があり、それぞれ特性が異なります。

超高性能防錆剤(ジーバートなど)

密着性・耐久性・密閉性・防錆性能が非常に高い油性防錆塗膜で飛び石や塩害から物理的に保護、一度の施工で10年以上の長期に渡って効果が持続します。乾燥後も柔軟性があり、剝がそうとしてもはがれにくく、高い防錆力を発揮します。雪国や沿岸部など、塩害(融雪剤や潮風)が激しい地域での長期保護に向いています。

高性能防錆剤(ノックスドール・ラストップなど)

柔軟・耐久性のある被膜を形成し、衝撃に強く剥がれにくいワックスベースの防錆剤で融雪剤・潮風や水分からボディを保護し、長期間(5~10年程度)効果が持続します。コストを抑えつつ、塩害地域の過酷な環境で防錆したい場合におすすめ。

一般防錆剤(スリーラスターなど)

優れた防錆力と柔軟な自己修復性を持ち、塩害や酸性雨から車体を保護する特徴があります。多少のサビならそのまま施工可能で、乾燥後は軟質塗膜を形成し、飛び石による割れを防ぎ、小さな傷は自然に修復するほか、防振・防音効果も期待でき、商用車から軽自動車まで幅広い車種に対応しています。 数年ごと(3~5年くらい)に再施工すると安心です。

シャシーブラック

水性・油性があり、安価で施工が容易。美観維持には向くが、耐久性や防錆力は比較的低く、1~3年ごと、定期的に再施工が必要です。強力な防錆機能はないため、数年間程度の短期間で車を乗り換える場合など、割り切って安価で簡易的&最低限の防錆が得られれば良い時に選択します。

弊社では、ジーバート・ノックスドールをメインに各種防錆剤を取り扱っています。ユーザーさん個々の使用環境や予算にあわせて最適な選択肢を提案しますので、お気軽に相談してください。

※記事作成の一部にAIアシスタントを利用しています。